ペット飼育の思わぬ落とし穴

世の中のペットブームを反映してか、最近ではペットとの暮らしをコンセプトにしたペット飼育可能な分譲マンションが数多く建築されている。しかし一昔前の分譲マンションは、新築当初からペットの飼育を禁止しているマンションが多く、近隣住人に見つからないようにと密かにペットを飼育されている方も大勢いることでしょう。今回の事件簿は、管理規約ではペットの飼育が禁止されているにも関わらず、お部屋で内密にペットを飼っていた大家さんの事件簿です。
 今回の分譲賃貸マンションの大家さんは、管理規約ではペットの飼育が禁止されている分譲マンションだったため、大家さん自身が居住している時は、内密にお部屋で犬を飼育していました。そのお部屋を賃貸する際は「ペット飼育禁止」として入居者を募集しました。間もなく賃貸の入居者が見つかり、ペットを飼育していないことを確認して賃貸借契約を締結し、無事賃貸入居者の引っ越しも完了。すると入居してすぐに入居者から、「この分譲マンションは、管理規約でペットの飼育を禁止しているし、賃貸条件にもペット飼育禁止となっていましたが、以前住んでいた大家さんは、お部屋で何かペットを飼っていましたか?」と電話が入り、前居住者の大家さんが内緒で犬を飼育していたことをお伝えしました。すると「子供がペットアレルギーのため、ペットの飼育ができないマンションであればアレルギー反応が出ないだろうと思ってこのお部屋を借りました。まさか大家さんがペットを飼っていたとは思いませんでした。」 とのこと。
 結局、賃貸の入居者は入居後すぐに退去せざるを得なく、その引っ越しに掛かった費用を大家さんが負担するということで賃貸借契約が数日で解除されました。

 このトラブル以降、弊社ではペットを飼っていたお部屋を賃貸する場合は、管理規約に関係なく、賃貸の入居希望者へその旨をお伝えするようにしております。このような思いもよらないトラブルは、経験しなければ分かりません。分譲マンションを貸す場合は、いろいろなトラブルを経験し、様々なトラブルを事前に対処できるマンション専門プラザにお任せ下さい。