ハエの大群

ある日、分譲賃貸マンション(4階)に入居したばかりの入居者から、「窓にハエの大群が張り付いている。」との連絡があり、すぐに現場へ急行しました。そこで我々が見たものとは、網戸と窓ガラスの隙間から入り込んだと思われるハエ達がガラス一面に群がっており、窓ガラスが真っ黒の状況だった。数にして5~6百匹はいたであろう。取り急ぎ網戸を外して、全てのハエを追い払い、その日の作業は完了する。

それから4~5日後、またしても入居者から、「また窓にハエが張り付いている。」との連絡があり、虫除けスプレーを用意して現場へ向かった。ハエの数こそ数十匹程度ではあったが、前回同様に網戸を外して全てのハエを追い払い、虫除けスプレーを散布した。しかし入居者の方は、特に虫類が苦手な方で、「もうこのお部屋には住みたくない。」と言われ、「虫除けスプレーを散布したので、少し様子を見て欲しい。管理員さんや大家さんにも、他のお部屋の状況や過去の状況を聞いてみます。」とお伝えする。

早速、管理員さんへ確認したところ、「年に1度、4階と7階の部屋にだけ集中的にハエが群がっていたようだ。」とのこと。次に最近までその部屋に住んでいた大家さんへも確認すると、確かに年に一度、窓にはハエが群がっていたと言う。しかし大家さんは、年に一度のことなのでと大した気にもせず、その時期になると網戸をパンパン叩いてハエを追い払っていたようです。

管理員さんと大家さんに聞いたことを入居者へお話したところ、「年に一度とは言え、精神的にはもう引っ越ししたい。ハエの件については契約時に聞いていないので、大家さん側に過失があるのではないか。引っ越しに掛かった費用と敷金、礼金、仲介料を返して欲しい。」と言われました。結局は争いごとを避け、入居者側の要求をほぼ飲むかたちでトラブルは解決する。しかし、なぜハエ達が4階と7階だけに群がるのかは、未だに不明です。

マンション専門プラザでは、このトラブル以降、ハエのみならず、不快害虫(カメムシ・蟻・ワラジムシ・ゴキブリ・カマドウマなど)が頻繁に発生しないかどうかを全ての大家さんに確認しております。このような思いもよらないトラブルは、経験しなければ分かりません。

分譲マンションを貸す場合は、いろいろなトラブルを経験し、様々なトラブルを事前に対処できる分譲賃貸マンション専門の賃貸管理会社にお任せ下さい。