マンプラの愉快な仲間たち

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ゴルフ放浪記 Vol.28「京カントリークラブ・理事長杯予選」

9月20日 とうとうこの日がやってきました。所属コースの理事長杯予選日です。昨年、余裕で予選突破できると思って臨んだ結果、散々たる結果で予選通過ならず。そのから1年3ヶ月。この日のために練習、ラウンドを重ねてきました。

昨年は予選前までは順調に調子を上げてきていましたが、予選の少し前からプライベートでトラブルが発生して、完全にメンタルが遣られ、それがプレーに出てしまいました。今年も精神面ではあまり良い状態ではありませんが、去年の屈辱を晴らすため、辛いことは忘れプレーに集中しました。

79人参加してストロークプレーで上位16名が翌週からの本線トーナメントに進むことができ、本線は1対1のマッチプレーでの争いとなります。私はこのゴルフの原点ともいえるマッチプレーをやりたくて、予選突破を目標としてきました。そしてこの日の組み合わせは、私の他3名の内、2名とは過去にラウンドしたことのあるメンバーさんでしたので、少し安心しました。しかし朝一番早いトップスタートの組でした。午後から雨模様との予報のため、同組のメンバーは皆で「私たちが終わってから土砂降りになればいい…。」と思ってプレーしておりました(^_^;)

この一週間で練習ラウンドを数回行った際、同業者の先輩から「入りの3ホールが大事だから、冷静に行くように」とアドバイスをいただいており、そのお陰で落ち着いてスタートできたと思います。ただしドライバーがほとんど右に。右が危険なホールでは途中からドライバーを置き、スプーンでティーショットすることを選択。そのため大きなけがなく、予選通過のボーダーラインあたりのスコアーで前半を終了。

昼食時、続々と後続の組もレストランへ。周りの方のスコアーを聞くと、皆普段よりかなり良いスコアーで回ってきており、毎年の予選通過ラインである±0あたりではかなり厳しくなることを思い知ります。そして後半へ。あまり調子の上がらない中、大たたきだけはしないようにと注意しながらのプレーが続きますが、バーディーの狙えるパー4でこの日初めての痛恨のダブルボギー。しかしその後も何とか気持ちを立て直し、そして私が世界一嫌いな最終9番ホール。どんなに気を付けても2回に1回は池ポチャする、私にとっては鬼門のホールです。

ここまで1アンダーできており、例年では予選通過できるスコアーではあるが、予選カットラインがもしかしたら2アンダーかもと思い、苦手なホールを思い切って攻めることに。しかし案の定、ティーショットを曲げ池ポチャ。これで今年も予選通過の目標を達成できないと確信。池ポチャ後の3打目は、やけくそに近い普段では絶対にやらない、230yの池越えグリーンをスプーンで狙う。幸いに池を超えグリーンの右サイドへ。そこから寄せワンでボギーフィニッシュ。スコアーは±0のイーブンパー。

プレー後はシャワーに入り、後続組のスコアーを確認しながら帰り支度。メンバー同士の話を聞いていたら、後半は皆スコアーを伸ばせずで、カットラインはイーブンパーになるのではという声もちらほらと。最終組で回っている仲の良いメンバーに、「結果出たら教えて下さい!」と挨拶して帰宅。

帰宅途中の車中でLINEがピコピコ鳴り、「近ちゃん、予選突破おめでとう!」と祝福メール。「え”‼ マジですか?」と思いつつ、深い呼吸の後に目頭が熱くなり、最終ホールのやけくそのショットのお陰だと感激。15位というギリギリでしたが、念願の予選突破。

来週は決勝トーナメント1・2回戦。1回戦はクラブ代表選手との対戦。間違って1回戦を突破しても、2回戦は実力はクラブナンバー3に入る強者との対戦でしょう。もしもし間違って勝ったとしても、翌週の準決勝では実力ナンバー1の今年のクラブチャンピオンとの27ホールマッチとなるでしょう。マッチプレーは普段のストロークプレーと全く違う戦いになるようです。ここまできたら、勝ち負けよりも相手の胸を借りて精一杯プレーするのみです。

マンプラ 近藤

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