エアコンのポコポコ音

近年、急激に増えているトラブルの一つに、エアコンから「ポコポコ」「カンカン」というような異音がするというものです。ほぼ夏場に発生するこのトラブルは、日常、マンションに住んでいる方であれば、経験をされた方が多いのではないでしょうか?
まずはエアコンからの異音の原因について、説明しましょう。異音の原因の殆どは、空気の逆流です。ベランダなどにあるドレンホース(エアコン本体からの水を排出するためのホース)から外気がエアコン本体へ逆流し、エアコン本体で異音が発生します。そして外気が逆流する原因には、2パターンあるようです。
1つ目は、単純にドレンホースの先端に自然の風が吹きつけ、エアコン本体に外気が逆流するのが原因です。台風などの風の強い日に発生しやすいのが特徴で、実は意外と簡単に対処できることがあります。2つ目は、室内と室外の気圧の差によって、外気がエアコン本体に逆流するのが原因となります。最近のマンションは、お部屋の機密性が高くなるように造られているため、室内でエアコンや換気扇を使用した時に外気との気圧のバランスに異変が生じ、外気の逆流が発生するようです。
マンション専門プラザでは、ポコポコ音が発生したお部屋の入居者に対して、次に説明する簡単な対処方法の順に入居者へ対応をお願いして、原因究明と対処方法の確認を同時に行います。

●ドレンホースの先端の向きを変える
ドレンホースの先が風の影響を受けやすい方向に向いている場合、その向きを変えてあげるだけで外気の逆流が治まり、異音が解消されることがあります。エアコン本体から異音が発生した時は、まずはこの対処からスタートです。

●換気口を確認・窓を少し開ける
ドレンホースの先端の向きを変えただけでは異音が止まらなかった場合、室内と室外の気圧の差が原因で外気が逆流している可能性が高くなります。恐らく、エアコンや換気扇を使用した時に異音が発生することが多いかと思います。
まずは室内と室外の気圧の差を少なくするために、壁にある換気口が空いているかどうかを確認してもらい、閉まっている時は換気口を開けて様子をみます。換気口を開けても異音が止まらない場合、応急処置となりますが、窓を少し開けた状態でエアコンや換気扇を使用してもらいます。

●エアカットバルブを取り付ける
 実際、窓を開けた状態で生活するわけにもいかないため、気圧の差が原因の場合、ドレンホースにエアカットバルブを取り付けます。エアカットバルブとは、室外から外気が入り込むのを防ぐ弁が付いている装置で、エアコン本体からの排水機能には支障がありません。またエアカットバルブは、外気の他に害虫の侵入も防いでくれます。
エアカットバルブの取り付けを電気屋さんなどの業者に依頼した場合、最低でも5~6千円は掛かりますが、弊社の社員でも簡単に取り付けることができるため、弊社ではエアカットバルブの品代(千円弱)のみで請け負っております。